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海印寺・八万大蔵経
海印寺


 
海印寺

海印寺、通度寺、松広寺は韓国三大寺院と呼ばれ、海印寺は仏教の経典を8万枚の板に刻んだ八万大蔵経が保管されていることで有名です。
八万大蔵経は、蒙古の侵略に対して国難克服を祈願する意味で、高麗23年(1236年)から16年
という長い歳月をかけて作り上げられたものです。版木には、南海と巨済地方でとれたホオノキを数年間海水に漬けた後、陰干ししたものが使われています。横68p、縦24.5p、厚さ3pの大きさの板の両端に木をはめて版木の均衡を取り、漆を塗って腐食を防いでいます。

経版の数は81,340枚で、冊数は6,791冊。
これらは温度と湿度が一定に保てるという朝鮮初期の建築物・八万大蔵経板殿に保存されており、国宝32号と、ユネスコ世界文化遺産に指定されています。
この八万大蔵径は仏教の経、律、論の三蔵を集大成したもので世界仏教研究の貴重な文献と見なされ、日本が大正新修大蔵経を作る時に見本とされたものです。また中国にも逆輸入され英国、米国、フランス、ドイツなどの西欧先進国にも伝えられて、世界仏教研究に大きな影響をおよぼしています。

海印寺は新羅・哀荘王3年(802年)に順應と理貞の二人の僧によって創建された寺院です。
「海印」とは華厳経の海印三昧に始まるもので、お釈迦様の正しい悟りの世界を指す言葉、汚れていない清浄無垢なわれわれの本心を表す言葉です。王は寺田を寄進し、また使者を唐に派遣して大蔵経を求め、この寺に安置しました。新羅末期の名儒として知られる崔致遠は,最後にこの寺に隠棲して終わったといいます。高麗時代、名僧の大覚国師義天もこの寺に滞在しました。
高麗の太祖は,半島統一を助けた住持の希朗の功に報いるために寺田を寄進し伽藍を拡張したといいます。

この建物は高麗大蔵経を奉安した建物として有名なだけでなく、蔵経の保管に求められる機能を除いては何の装飾もない同じ様式の2つの建物が南北に並んでいて、建物自体も非常に特殊である。南側の建物は修多羅蔵、北側の建物は法宝殿といいます。
朝鮮時代(1392-1910)、江華島から八万大蔵経を移した後、法宝寺院とも呼ばれています。
海印寺には八万大蔵経(国宝32号)と蔵経板殿(国宝52号)をはじめ、15点の宝物と200点余りの私宝など、数多くの文化財と古跡があります。

住所: 慶尚南道陜川郡伽
面緇仁里10
電話番号: 海印寺宗務所 +82-55-931-1001(韓・英)/観光案内電話 +82-55-1330
(日本語可)
観覧時間: 海印寺観覧 8:00〜19:00(年中無休)/八万大蔵経観覧 8:00〜17:00
(11:00〜12:00は昼休みで休館/毎週火曜日休館)
料金: (伽倻山国立公園入場料+文化財観覧料)
19歳以上3,500ウォン、13〜18歳1,300ウォン、7〜12歳900ウォン

行き方: ソウル駅→KTXで「東大邱(トンテグ)駅」→地下鉄「東大邱駅」→地下鉄「聖堂(ソンダン)モッ駅」3番出口→大邱西部バスターミナル→大邱西部バス
ターミナルから海印寺行き市外バスに乗り、海印寺入口で下車(終点)。市外バスは
20分間隔運行、1時間所要。

※※八万大蔵経板殿 観覧制限※※
◎第1段階:2005年5月1日〜2006年12月31日
毎週火曜日休館、文化財ガイドの案内に従って観覧
◎第2段階:2007年1月1日〜2009年12月31日
(陰暦1月1日〜陰暦1月15日、陰暦3月15日〜4月14日、新暦7月15日〜10月15日の期間のみ観覧可)
▼2007年〜2009年の観覧期間を新暦で整理すると、下記の通りになります。
2007年2月18日〜2008年3月4日/2007年5月1日〜5月30日/2007年7月15日〜2007年10月15日2008年2月7日〜2008年2月21日/2008年4月20日〜2008年5月18日/2008年7月15日〜2008年10月15日2009年1月26日〜2009年2月9日/2009年4月10日〜2009年5月8日/2009年7月15日〜2009年10月15日
◎第3段階:2010年1月1日〜
第2段階のように観覧期間を制限しながら、10年ごとに1年間休館





















 
八万大蔵経


 
八万大蔵経

八万大蔵経は、仏教経典や戒律、 論文などを集大成した81,340個の印刷用の木版です。
それぞれの木版の重さは3.2sで、全体がおおよそ6,791札の本に当たり、総52,382,960字の漢字が刻まれています。すべてが手作業でできたこの木版本は、完成するに16年もかかり、国宝第32号に指定されていてユネスコでも世界文化遺産に指定しました。

原版はおおよそ77年もかかって1087年に完成されましたが、1232年モンゴルの侵入の時破壊されてしまいました。高麗王朝の高宗王が再び製作を指示して、1236年に造り出しました。
大蔵経を復元すれば、仏の力でモンゴルの侵略を退けるという信念を持って、本格的に大蔵経の刊行を進めて1251年に完成し、16年かけて造った仏事の実が今海印寺に安置されています。
完成された高麗大蔵経は、はじめは江華島に安置されましたが、海賊の略奪が酷くなってソウルの支天寺へ移され、朝鮮時代の太祖王の統治時期である1398年に海印寺へ移されました。







 


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