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馬耳山銀水寺




馬耳山銀水寺
 
馬耳山

周りに高い山が無い平地の中にぽっかりと馬の耳が出ているような山があります。
この山が全羅北道・全州市近くにある馬耳山(マイサン)で、二つの山を雌馬耳山・雄馬耳山と名前が付いています。馬耳山道立公園は全羅北道鎮安郡に位置し、新羅時代にはソダ山、高麗時代には湧出山と呼ばれ、朝鮮時代から馬耳山と呼ばれています。
また馬耳山は各季節ごとに異なる名前でよばれ、春にはトッテ峰、夏には竜角峰、秋には馬耳峰、冬には文筆峰と呼ばれます。馬耳山は周囲の他地域とは全く異なる地質で形成されているそうで、それは7千余万年前の地殻変動によってももともと米湖だったところに峰が隆起したからだと専門家たちは説明しています。山全体が水成岩の大きな岩塊で構成されていて、このような奇異な印象を与える馬耳山は霊山で、信仰の対象として人々に崇められています。

そんな馬耳山に昔から伝わる伝説があります。
<馬耳山の伝説>
昔、男女2人の神仙がここで息子を育てながら暮らしていました。
やがて天に昇る時が来て、 男神は「誰にも見られないよう夜に発とう」と言いましたが、女神は「夜が怖いから昼にしよう」と譲りませんでした。結局、夜明けに発つことになり、ふたりが天に昇ろうとした時、村の女が見つけて大声をあげてしまったのです。昇天が不可能になった2人の神仙はその場に座り込んで岩山になってしまいました。
 
今でも馬耳山の姿には父峰と子峰、母峰が反対側に首をすくめているように見えます。
このような伝説がある馬耳山は、自然が作った傑作で、馬耳山塔寺は人間が作った傑作といえます。塔寺の塔は自然石を積み、まるで錐のように尖っており、塔が列をなしています。
馬耳山の南に位置するこれらの塔は、最初は120基ほどあったといいますが、現在は80個あまりが残っています。嵐が来ても揺れたり崩れたりしない神秘さを秘めた塔です。
馬耳山のもうひとつの名物が逆つららです。馬耳山内で冬にお碗に水を入れておくと氷の柱が空に向かって湧き上がってきます。なぜこのような現象が発生するのか、そのなぞは未だに解けていません。この様に馬耳山は神秘さで満ちた山といえます。

そして、休憩所から反対側へ階段を下りるとすぐに見えるのが銀水寺。
朝鮮時代初期に上院寺、後期に正明庵と名を変えましたが、後に崩れ落ち廃寺となっていたものを、1920年に現在の立派なお寺として再建しました。ここには夢金尺(李成桂が建国前に夢に見た仙人からの預かりもの。金の物差しのこと)が所蔵されているそうです。 山頂は登山禁止となっていて登れませんが、西側から登り標高500mぐらいの峰を縦走するコースがあります。

住所: 全羅北道鎮安郡馬霊面東村里、鎮安邑丹陽里
お問い合わせ: +82-63-433-3313(韓国語)
開場: 3月-10月 9:00〜18:00╱11-2月 9:00〜17:00 ※年中無休
料金: 20歳以上2000ウォン、学生1,500ウォン、子供900ウォン、6歳未満無料
行き方: 鎮安市外バスターミナルから北馬耳山方面のバス利用。(07:30〜18:00、30分間隔) 馬耳山で下車。




馬耳山


銀水寺



馬耳山塔寺は人間が作った傑作



朝鮮時代(1885年)李甲用という人によって、10年の間120余個の塔が作られ、現在は80余塔が残っています。







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