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三姓穴
ここは済州市 二徒洞にある1964年6月10日、史蹟第134号に指定された神話の遺跡です。
済州島の三神人「高乙那」「良乙那」「夫乙那」が湧き出たという神話が伝えられる遺跡で「毛興穴」とも呼ばれています。
ここに伝わる神話・・・
ある日、漢拏山に上がって遠く眺めると、東海の上で五色燦爛たる木の箱が流れてきて、海岸についたのを見つけました。神人が下りて行ってその箱をあけてみると、その中には卵の形をした丸い玉函がありました。さらに、冠帯をして紫衣を着ている使者がいました。使者が出てきて、玉函を開くと、その中に青い服を着た15〜16歳ほどの3人の姫と、牛・馬、そして五穀の種子が入っていました。
使者はその神人に、“私は東海碧浪国の使者です。私たちの王には、この3人の姫をいらっしゃいましたが、この年になっても配偶者を探すことが出来ず困っていました。そのとき、この高い山に3人の神人がいて、将来国を建設しようとしているが、適当な配偶者がいないということを知り、臣に命じて3名の姫をお連れしました。配偶者にして大業を成してください。”そう言うと忽然と雲に乗って消えてしまいました。3人の神人は年齢によって3人の姫をそれぞれ配偶者に決めて、婚姻址で婚礼をあげ、その箱の中から出た子牛や小馬を飼い、五穀の種子を振り撤いて幸せに暮らしました。
そして、それから済州島に農耕と牧畜生活が始まり、国が大きく発展したと伝えられています。
ここの地形は、周囲が数百年も前からある木で囲まれ、全ての木の枝が上ではなく、下に向けて生えていて、まるで敬礼をしているような神秘的は形をしています。また、どんなにたくさんの雨が降っても雨水がたまったり、雪が降ってもそれが積もることの無いような地形になっていて、訪れる観光客を驚かせています。
2001年
12月には展示館を開館して古代耽羅(済州)の歴史をひと目で見れ、映像室では三姓穴の神話がアニメーションで紹介されています。済州の神秘的な観光地のひとつです。 |